他県のポーズが流行らないたった一つの理由【そうだ埼玉メルマガ】
埼玉ポーズに続く他県のポーズ
埼玉ポーズの次の狙いは他県のポーズ発生の誘発でした。
ロケットニュースが一挙にやった全都道府県のポーズ考案はすごかったですね。
2015年06月09日
当サイト発の埼玉ポーズに対抗しロケットニュース24が全都道府県のポーズを考えちゃった!
あれの面白いのは、当たり前ですけど埼玉ポーズに対抗して作っているので、埼玉県だけないんですよね。
つまり、埼玉が中心になってしまっているんです。
決して頻繁にはないことだと思うので、ここは一つ、埼玉が中心になっていることを甘んじて享受するとしましょう。
他県のポーズが流行らない理由
ロケットニュースが考案した各県のポーズは、ポーズから考案されただけあって非常に洗練されており、その意味合いも面白いものがたくさんありました。
でも、ロケットニュースが考案した各県のポーズが爆発的に流行することはおそらくないと思います。
なぜなら、必死さがないからです。
頑張りが足りないとかそういうことではもちろんありません。
東京の人が群馬ポーズを考えるのと、群馬の人が群馬ポーズを考えるのとでは、後者の方が必死感が伝わってきますよね。
以前からこのメルマガでも言及しているように、笑いとは、本気と冗談のバランスがうまく取れた時に初めて起こります。
東京の人が群馬ポーズを考案し、それがとても笑えるポーズであったとしても、本気の割合が少ないから笑えないんです。
つまり、いじりがいがない。
今からこけますよ、と言われてこけられるのと真面目そうなおじさんがいきなりずっこけるのとでは、大きな違いがありますよね。
「埼玉ポーズ」だから流行った
また、ネーミングにしても「埼玉ポーズ」は、それだけで笑いを誘発するような、受け手に「さあ突っ込んでやるぞ」と構えさせるくらいの突っ込み要素を感じますが、京都ポーズとか沖縄ポーズだと本当にありそうな気がして、「さあ、突っ込んでやるぞ」というよりは、「へー、どんなのだろう」と、普通に見られてしまいます。
埼玉が、あの埼玉が、埼玉ポーズ?という違和感や、メイドイン埼玉で作ってきているこの必死感が伝わってくるからいじりがいがあるんで、その一つ一つの突っ込みの言及が積み重なったことが埼玉ポーズがここまで広まった要因の一つであると言えます。
現にロケットニュースが考案したポーズをいじる人ってそんなにいないですよね。
発信してる側も一つの記事のネタでやってるのが最初から分かってしまうからです。
ネタでやってるものに対して、本気で怒ったりいじったりする人もいないし、同様にそれは、本気で笑う人も少ないとも言えます。
埼玉ポーズも突き詰めていけば歌のタイトルは「そうだ埼玉」だし、よく見れば歌詞もふざけているし、やってる側もこれネタでやってるな、というのはすくに分かってしまうことですが、こちらは全員埼玉県出身者だけで構成され、一見ふざけているように見えても、制作に10ヶ月も要したあの映像を見れば、いかに「本気」でふざけているかが分かるはずです。
この本気さが笑えるんです。
これが、真面目にふざけるというやつですね。
【メルマガバックナンバー 人気記事】
そうだ埼玉メルマガ登録
本メルマガは購読無料です。
登録されると確認メールが届きますので、そのメールに記載されている「登録完了URL」をクリックしてください。「登録完了URL」をクリックされませんと、メルマガ登録が完了しませんので、ご注意下さい。
メールが届かない場合は、soudasaitama2@mm.tenka-jaya.comを受信許可設定にして下さい。
埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中